はるママさんから連絡が来た。 レッドブルアシュラの審査員をやってもらえませんかと言う依頼だった。 レッドブルアシュラとは、全国で予選を勝ち抜いた猛者たちが熊野に集結して、岩場でコンペを行うクライミングイベントだ。 コンペはほぼ出ない僕には縁のない話だったが、外岩でのコンペを目の前で見れるなんてなかなかない機会だった。 行きます。 二つ返事で回答した。 コンペの前日は前夜祭、翌日は公開された新エリアでフリーセッション。 唯一残念なことは、あべのハルカスを階段で登るタイムで競うと言う謎すぎるイベントに会社から出させれていた為、フリーセッションは参加できないと言う事。 前夜祭の日は有給を使って参加した。 熊野に行くのもソロで岩場に向かうのも久しぶりだった。 ゆっくり朝出て、昼12時頃に懐かしの駐車場に到着した。 堀創さんやはまけんさん等そうそうたる面子の中、久しぶりのはるママさんと話した。 前日の最終整備では、浮石の撤去をさせてもらった。 結構簡単に道の石が手で外れ、場合によっては下まで転がることもある。
大勢が明日は集まるので何があるかわからない。 出来る限り浮き石を外した。
それにしても、元々はジャングルだった場所をここまで立派な岩場にした開拓団には驚きしかない。 全ての通り道。 全ての階段。 全ての岩の掃除。 想像を絶する労力がかかったのだろう。 その綺麗になった岩に、二人が見出したラインが数十本。
レッドブルの机もいたるところに置かれている。 DJブースもある。 その全ての光景に心が踊った。 出場するわけでもないのに。 手伝いの後は、前夜祭会場へ。 そこでもいろいろな人に会えた。
アズマックス夫妻やGAOさんもいた。
豪華すぎるバイキング。 楽しすぎるメンバー。
美しいレッドブルギャル達。
おだももちゃんにも久しぶりにあえた。
テンションの上がる要素しかなく、飲みまくってしまった。 そのおかげで宿での二次会は、全審査員の中で最も速く寝てしまった。 お酒の良かった所は、その力で野中選手に声をかけれた事。
この写真は僕の家宝にする事にした。